■ GeLCMS (Gel-enhanced LCMS) & spectral counting によるタンパク質の一斉同定と相対定量の受託サービス
二次元電気泳動不要! サンプル溶液または血清で送っていただきます。サンプル(血清はアルブミン除去後)をSDS-PAGEで分離し、各レーンを10、20または40ピースにスライスします。各ピースををゲル内消化後、LC-MS/MS(使用機器:Thermo社 Q Exactive HF、Orbitrap Fusion Lumos 等の機種)分析しMascotでデータベースサーチ、スペクトルカウントを行い、さらにScaffoldソフトウェアで解析したレポートを作成します。
解析の結果、数百から数千(サンプルのスタートの状態により異なります)のタンパク質の同定と同時に、各タンパク質の量の違いを見ることができます。複数サンプル間での比較が簡単にできるので、バイオマーカー探索にも有効です。
<トピック>膵管腺癌(PDAC)のバイオマーカー候補が3つ報告されました。非侵襲的(尿で検査)で早期にわかるということで注目されます。このバイオマーカーの同定に GeLCMS が使われています。(Radon, T.P. et al. Clin Cancer Res; 21(15) 3512-21, 2015)ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。
■特長 ・GeLCMS & spectral counting は、従来の定量的なタンパク質のプロファイリング法と比較しても、少ないサンプル量(1-20μg)で多くのタンパク質を検出できる方法として最も優れた方法の1つです。
・ラベルフリーなので、ラベリング効率を考慮する必要がありません。
料金を改定いたしました。お問い合わせ下さい。2次元電気泳動でスポットを数個同定することや、1レーン中の数個のバンドを同定することを考えたら、格安な割に満足な結果が得られます。
SILAC法の場合も、細胞ライセートを混合する工程以降は、GeLCMS & spectral countingで分析します。ただし、この場合はMaxQuantソフトウェアで解析し、Excelファイルをお付けします。→ お問い合わせメール
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